湘南の星空

~ 湘南から星のある風景を ~

M106銀河

皆さんこんばんは。

赤道儀のギアが届きました。早く直したいのですが、慌てると破損する可能性もあるので、平日はやらずに週末にじっくり時間をかけたいと思います。

今夜紹介するのはりょうけん座のM106銀河です。自分にとっては北斗七星の柄杓と柄の付け根の星(前々回の写真の右下の星)から辿った方が判り易いので、導入の際は北斗七星を使っています(自動導入のシステムは持っていません)。ファインダーでもハッキリわかるくらい大きくて明るい銀河です。

☆ M106銀河
20171227_M106_ブログ
写真は90%にトリミングしていますが、やはり大きい銀河です。視直径で長い方は20′近くあります。これだけ大きいと腕がしっかり見えるし、中心部の微細構造もよく判るので、撮りがいがある銀河だと思います。
加えて周囲にも銀河がたくさんあるのでお得です。個人的にはM106の4時の方向にあるエッヂオン銀河のNGC4217が好きですねぇ。

☆ M106銀河(アップ)
20171227_M106_ブログA
等倍50%に拡大しました。ノイズが乗っていますが、それもそのはず、この写真はノイズ処理を行っていません(笑)。割と露光時間をかけたので解像度目的に処理してみました。でもやっぱり、軽くノイズ処理かけておけばよかたかも・・・。
さて、M106の中心付近にHⅡ領域があるのが判ります。銀河にHⅡ領域がるとカラフルで美しくなりますね。さらに散開星団があると青い塊が写るし、やはり星形成している銀河は魅力です。
この銀河は中心部に巨大ブラックホールがあると言われ、そこから水素分子のジェットが伸びているそうです。Hαフィルターで長々撮れば写るかもしれません。試したかったのですが、M106はそろそろシーズンオフになりそうです。

■M106
赤経 12h 18m 57
赤緯 +47°18′13″
距離 2,500 万光年
※wikipedia参照

【撮影データ】
■撮影日 / 撮影場所 / 気温
 2017年12月27日 / 大多喜町 / -5℃
■カメラ / レンズ
 Nikon D810A / FS128+REDUCER(焦点距離:700mm)
■ISO / 露光時間
 3200 / 300s×48枚
■ 赤道儀
 初代アトラクス+M-GEN
■SW
 RAP2(ダーク、フラット処理)
 CCDStack2(コンポジット処理)
 PixInsight(現像処理)
 Photoshop CC(色調調整、コントラスト調整等)
 トリミング


               ランキングに参加しています。
                   にほんブログ村 写真ブログ 天体写真へ
                   にほんブログ村
             ポチッと皆様の応援をお願いします。

天体写真 | コメント:4 | トラックバック:0 |

赤道儀不調の原因判明!

皆さんこんばんは。

前々回にも書きましたが、先日撮影中に初代アトラクスの調子が悪くなりました。途中まではバリバリ快調だったのに!!!
それが撮影開始後1時間ほどすると、2分に一回程度、数秒間追尾しなくなったのです。オートガイドのMGENの追尾グラフもいつも見られる様子とは異なり、髭が上下に立つような状態。
MGENを再起動したり、ケーブル系を差し直したりしても全くダメ。なんでだろうと思って、モータを300倍速で動かそうとしたら全く動かず。脱調するのです。
MGENからの信号はモータに届いているようなので、原因はギア系だろうなと思い撮影は諦めました。暗い中ギア調整はできませんからね。この日は天気も良く乾燥していたので残念でなりません。

家で赤道儀を分解しました。そこで原因判明!

☆ ギャ~!!! ギアの山がつぶれてる!!!
写真2(赤経モータ)A
なんとなんと、赤経モータのギアの山が半分つぶれているではないですか!!! 驚いたのなんの。そりゃ動かなくなりますわ。

☆ 原因はこいつ!!!
写真1(赤経ギア)A
減速ギアの軸受が緩んでいたのが原因です。緩んだことによりギアの軸が外に出て、軸受がモータのギア山と接触して潰してしまったようです。多分ですが、最初はそれほど緩んでいなかったのでしょう。恒星追尾の方向に赤経モータを駆動させた際にギアを噛んでしまい、更に緩む方向に回転したと思われます。赤経モータギアの半分くらいまで緩んだ時に、軸受とギアががっちり手を取り合ったので、トルクをかけても駆動すらできなくなったのでしょう。
今年2月に赤経側の遊びが大きくなったのも、この減速ギアの軸受が緩んだのが原因でした。しかしこの時は原因が判らなかったので、減速ギアと軸受が離れていた状態からピッタリくっつけるようにして対処しました。

さてさて、ギアの頭がつぶれてはどうしようもないので、オートガイド対応に改造した際にお世話になったK-ASTECさんに、メール&電話のダブル攻撃(そこまでやる意味が分かる人にはわかる)でギアを発注しました。幸いなことに在庫があるとのことで、数日で送られるそうです。週末には復帰できそうです。
┐(´д`)┌ヤレヤレ
この軸受は改造3年目で緩んだのですが、定期的に見ないといけないのかなぁ。軸受をイモネジで締めることも考えていますが、軸受の幅が狭いので、ホームセンターで売っているようなイモネジでは対処できず。最初は様子見でしょうか。

とりあえず原因がはっきりしてスッキリです。でもこの手のトラブルはこれっきりにしたいです。


               ランキングに参加しています。
                   にほんブログ村 写真ブログ 星景写真へ
                   にほんブログ村
             ポチッと皆様の応援をお願いします。
機材 | コメント:2 | トラックバック:0 |

星の色

皆さんこんばんは。

また写真が春先に逆戻りです。

☆ ひしゃく
20180217_柄杓
前々回の強風時に135mmで撮った「ひしゃく」です。ひしゃくの4つの星の色をうまく出すことを目標に仕上げました。
星の色、特に恒星の周囲の色の処理って難しいと感じています。必要以上にコントラストを上げると変な色が乗ってきますし、その影響で美しくなくなってしまう。どうやったら良いのかなぁと試行錯誤しながらこの写真に落ち着きました。
大熊座のβ星(メラク:写真左上の青い星)の青白さがうまく表現できたかなぁ。α星の黄色っぽさとの対比もできたかな。β星、α星のスペクトルはそれぞれA1、G9なので、まぁ近い色でしょうか。
地味~な写真ですが処理の難しさを感じた一枚です。
このように星の色を出す処理を始めると、過去の写真も直したくなってきます・・・。大変だぁ(笑)。

なお、よくよく見るとM97、M108、M109や、その他銀河系星雲が写っています。


【撮影データ】
■撮影日 / 撮影場所 / 気温
 2018年2月17日 / 大多喜町 / 記録なし
■カメラ / レンズ
 Nikon D810A / SIGMA 135mm F1.8 DG Art (f4.0)
■ISO / 露光時間
 1600 / 180s×10枚
■ 赤道儀
 初代アトラクス(ノータッチガイド)
■SW
 RAP2(ダーク、フラット処理)
 Photoshop CC(コンポジット、色調調整、コントラスト調整等)


               ランキングに参加しています。
                   にほんブログ村 写真ブログ 天体写真へ
                   にほんブログ村
             ポチッと皆様の応援をお願いします。
天体写真 | コメント:0 | トラックバック:0 |

天の川

皆さんこんばんは。

季節外れの投稿が続いていましたが、今日は昨夜の写真をアップします。まだまだ季節違いの写真がたくさんありますが・・・。
昨日はGPVを見ると怪しかったのですが、気象衛星の雲の流れを見て星撮りに出撃しました。前日は夜勤シフトでしたが、ほぼ寝ない状態で出かけました。不思議と眠くありませんでした。

素晴らしい空でした。空気も乾燥していましたし。

でも、撮影途中から赤道儀の調子が悪く、ガイドエラーでまくりで撮影になりませんでした。ギアを締め過ぎたのか、モータが脱調するのです。前回出撃した時は全く問題なかったのに。残念。
ガイドが成功したものだけをかき集めて処理しようかと思います。

今日は固定一枚撮りの天の川です。

☆ 車と天の川
20180515_天の川
フロントガラスやボンネットにも星が映っています。30秒単位で1時間ほど撮っていますので、そのうちタイムラプスで仕上げたいと思います。

撮影後は1時間ほど寝て午後会社に行きました。かちょーに「星?」と訊かれました。思いっきりばれています(汗)。


               ランキングに参加しています。
                   にほんブログ村 写真ブログ 星景写真へ
                   にほんブログ村
             ポチッと皆様の応援をお願いします。


星景(湘南以外) | コメント:4 | トラックバック:0 |

冬の天の川

皆さんこんばんは。

今年2月に撮った、冬の天の川です。
晴れの予報で出かけたものの、かなりの強風の夜でした。直焦だとブレるだろうなぁと思いながら望遠鏡をセットし、カメラを取り付けようとしたときに発覚!!! なんとレデューサーとアダプターを家に置き忘れてしまいました。

仕方が無いのでカメラレンズで撮ることに。しかしここでまた問題発覚。赤道儀の赤経方向のギア遊びが大きいのです。重量級の赤道儀なのに、風で揺れる揺れる。最初は50mmレンズでさえブレの写真が撮れてしまいました。
暗い中でのギアの調整は無理なので、バランスウェイトをウェイト軸の一番下に固定し、思いっきりバランスを崩した状態で何とか撮りました。

☆ 冬の天の川
20180217_冬の天の川3
冬の天の川です。幸いブレることなく撮ることができましたが、ピントが若干甘く、赤のフリンジが発生してしまいました。画像処理で修正しています。
夏の天の川とは違い薄いですね。暗黒帯もそれほど迫力が無く。そのためか、バラ星雲はよく目立ちます。
画面中央の両端にベテルギウスとプロキオンが写っていますが、かなり窮屈な位置になってしまいました。また申し訳なさそうにバーナードも写っています(笑)。

いろいろ格闘しているうちに疲れてしまったのと、気温はそれほど低くなかったものの強風のため意外に寒く、撮影中はほぼ車の中にいて放置状態で撮っていました。


【撮影データ】
■撮影日 / 撮影場所 / 気温
 2018年2月17日 / 大多喜町 / 記録なし
■カメラ / レンズ
 Nikon D810A / SIGMA 50mm F1.4 DG Art (f2.8)
■ISO / 露光時間
 1600 / 120s×22枚
■ 赤道儀
 初代アトラクス(ノータッチガイド)
■SW
 RAP2(ダーク処理)
 CCDStack2(コンポジット処理、現像処理)
 Photoshop CC(フラット処理、色調調整、コントラスト調整等)

               ランキングに参加しています。
                   にほんブログ村 写真ブログ 天体写真へ
                   にほんブログ村
             ポチッと皆様の応援をお願いします。

天体写真 | コメント:4 | トラックバック:0 |
<<前のページ| ホーム |次のページ>>