湘南の星空

~ 湘南から星のある風景を ~

ナローバンドで撮ったバラ星雲

皆さんこんばんは。
今回の新月期の土日は久しぶりに遠征することができました。いろいろなハプニングがあり大変な撮影となりましたが、やはり満天の星空の下での天体撮影は楽しいですね。今夜はぐっすり眠れそうです。

眠る前に写真をアップします。とは言っても、昨晩の写真ではありません。半月前に自宅で撮ったナロー(Hα)のバラ星雲です。

☆ バラ星雲(Hα)
20170212_バラ
3時間の露光をかけました。まぁ、自宅撮影なので撮影を開始したら基本放置で、コーヒー飲みながらのお手軽撮影です。
処理を始めた当初、ノイズの処理に悩みに悩んでいましたが、とある方に相談したら簡単に解決してしまいました。我ながら良い出来かと思っています。
自分としては、悩み解決によってナローの画像処理のハードルが一気に低くなりました。これならガンガン撮れます。ますます星撮りに忙しくなりそうな感じです。

【撮影データ】
■撮影日 / 撮影場所 / 気温
 2017年2月12日 / 自宅(鎌倉市) / 4→2℃
■カメラ / レンズ
 Nikon D810A / FS128+REDUCER(焦点距離:700mm)
■ISO / 露光時間
 6400 / 900s×12枚
■ 赤道儀
 初代アトラクス+M-GEN
■SW
 RAP2(ダーク、フラット処理)
 CCDStack2(コンポジット処理)
 PixInsight(現像処理)
 Photoshop CC(色調調整、コントラスト調整等)
■その他
 Baader社 H-α7
 ディザリング(約3Pixel単位)

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天体写真の画像処理5

皆さんこんばんは。
画像処理の第五回目です。今回で最後かな。
今回はNik Collectionを用いた画像調整です。天文ガイドなどに詳細は書かれているのですが、自分なりの処理方法を紹介します。Nik Collectionでは様々な処理ができ強調処理も手軽にできますが、方針をしっかりしておかないと方向性を見失いかねません。何を強調するのかをしっかり決めてから処理した方が良いでしょう。

☆ ベース画像
馬頭60
前回紹介したPhotoshop CCでの強調処理後にノイズ処理を行った画像になります。これをベースに処理をしていきます。
今回の処理では、分子雲の炙りはそこそこに微細構造をやや目立たせることにしました。ただし、これもやり過ぎると自然な感じが失われるので、柔らかさを残しつつ強調処理することを目指しました。

☆ Silver Efex 2を選択
馬頭61
フィルター > Nik Collection > Silver Efex 2
を選択します。するといろんなプリセットが出てきます。今回は微細構造をちょっと強調したいので、「高ストラクチャ(強)」を用いました。
これらの強調処理を行うとノイズも強調されるので、そのため前回ノイズ処理を行ったのです。

☆ Silver Efex 2「高ストラクチャ(強)」
馬頭62
処理が終わるとモノクロ画像になります。

☆ 輝度に変換
馬頭63
Silver Efex 2で処理した画像を「輝度」に変換します。Silver Efex 2の処理では輝度が上がるので、相対的に彩度が下がります。その結果色が浅くなった感じになります。

☆ 不透明度を調整
馬頭64
処理によっては効果がかかりすぎる場合もあります。不透明度スライダーで調整します。この画像では60%にしました。

☆ 星マスク適用
馬頭65
恒星や恒星のハロに効果がかかると、恒星がボテッとした感じになります。それを避けるために星マスクを使います。
ただ、単純に星マスクを使うとハロの部分はマスクしませんので、ブラシツールで色を黒、ブラシツールのぼかしを効かせて明るい恒星をポチポチします。

☆ 星マスクの効果
馬頭66
馬頭67
上が星マスク有り、下が星マスク無しになります。恒星の周りに効果が及んでいないことが判るかと思います。

☆ 色相・彩度調整
馬頭68
浅くなった彩度を上げます。

☆ カラーバランス調整
馬頭69
全体的に赤みが強くなったので、レベル補正でRのコントラストを下げました。
この後は最後の微調整として、強調処理によって現れたカブリ補正や、微恒星をキリリとさせるアンシャープマスク等を行い完成させます。

完成画像がこちら

☆ 馬頭星雲
20151014_馬頭星雲_再処理
撮影時に処理した画像と比較すると、カラーバランスが整っているかと思います。ちょっとだけ画像処理がうまくなったかも。


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天体写真の画像処理4

皆さんこんばんは。
画像処理の第四弾です。
画像処理1で、強調処理前のノイズ処理について書きましたが、今回は仕上げ時のノイズ処理の話になります。

私の場合、仕上げのノイズ処理にはNik CollectionのDfine 2を用いています。Nik CollectionはGoogleが無償で公開しているプラグインで、画像処理に関していろんなことができるツールです。今回はその中のノイズ処理について説明しようと思います。Nik Collectionは以下からダウンロードできます。
Nik Collection
ダウンロード後、対応ホストアプリケーションにPhotoshop CCを選択すれば、使用可能となります。

☆ ノイズ処理の開始
馬頭50
Nik Collectionをインストール、Photoshop CCへ関連付けたら早速使ってみましょう
フィルター > Nik Collection > Dfine 2
を選択します。

☆ 別画面が開きます
馬頭51
ノイズ軽減処理用のウィンドウが開きます。よく見ると、アルニタクのところにマークがあります。ノイズ軽減処置をする際、ノイズ測てする基準となる位置を示しています。この位置は移動が可能です。
実はこの基準の位置に依っては、ノイズ軽減処理の結果が大きく異なります。以下の点に注意して選択してあげる必要があるようです。

①のっぺりとしたところを選ばない
 画像にアルニタクを選んだ時がそうなのですが、恒星の真ん中は輝度が飽和気味でコントラストも低いのでノイズはほぼ見られません。そのため、このような位置を選択してノイズ処理をかけても、ノイズが少ないと判断するみたいで、あまりノイズ軽減してくれません。

②微細構造部分を選択しない
 燃える木星雲の暗黒帯と星雲にまたがる範囲を選択した場合に見られた傾向ですが、微細構造部分を含んで選択すると、その微細構造もノイズとして判断してしまうようです。その場合、微細構造が壊れたような結果になってしまいます。

③変化に乏しく、星雲や恒星の無い背景部分を選択する
 いわゆる何もない暗いところを選択すると良い結果が得られるみたいです。

それでは実際にその違いを見てみたいと思います。

☆ オリジナル
馬頭54
ノイズ処理をかける前の画像です。若干ノイズが見られます。


☆ アルニタクを選択
馬頭51

馬頭55
アルニタクを選択してノイズ処理をかけた結果。あまりノイズ軽減されていません。


☆ 燃える木星雲を選択
馬頭52

馬頭56
これは笑っちゃうくらい酷い(笑)。解像感が消失しました。これでは使い物になりません。


☆ 恒星や星雲の無いところを選択
馬頭53

馬頭57
若干解像感が失われますが、ノイズが軽減されました。
解像感については、この後で同じNik CollectionのSilver Efex Proをかけることで出すことができます。これはまた後日に。


続きます。



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天体写真の画像処理3

皆さんこんばんは。
画像処理の話第三弾です。
今回は星雲の赤や青を強調する方法を紹介します。

この方法は、星雲の赤や青をもうちょっと強調したいけど、全体的に彩度を上げたくないなぁという時に有効だと思います。
ただ、これもやりすぎには注意で、調子に乗ってガンガン強調するととんでもない絵になります。

☆ 赤い星雲用の強調マスクを作成
馬頭33
赤い星雲用の強調マスクを作りましょう。
今までは「レイヤー」処理をしていましたが、今回は「チャンネル」での処理になります。
「チャンネル」タグを開き、レッドをコピペします。すると下の方に「レッドのコピー」チャンネルができます。レッドのコピーチャンネルがアクティブの状態で、
イメージ > 画像操作
を選択します。すると「画像操作」ウィンドウが開きますので、その中のチャンネルを「グリーン」、描画モードを「減算」にします。
これらの動作は、レッドのチャンネルからグリーンのチャンネルを引いたチャネルを作成したことになります。このことにより、恒星が消えてレッドに特化したチャネルを作成できます。
利点は恒星が消えるので、恒星には影響を与えず星雲のみの効果を与えるマスクを作成できます。

☆ 下の方にある丸い点線をポチ
馬頭34
下の方にある丸い形状をポチっと押して、作成したチャネルを選択範囲として読み込みます。警告が出ることがありますが「OK」を押して、あとは無視して構いません。

☆ レイヤーに戻ってレベル補正選択
馬頭35
レイヤーの画面に戻って、レベル補正を選択します。
星雲の赤い部分を抽出したマスクができ、レベル補正で調整できるようになります。

☆ ブルーも同様に
馬頭36
星雲の青い部分も強調したいので、ブルーチャンネルに対しても同様の操作で作成します。
作成し終えたら、両方の種類を「カラー」にしておきます。これは、レベル補正で調整した際に、輝度への影響を避けるためです。デフォルトである「通常」のままにしておくと、レベル補正で調整した際に輝度まで変化してしまい、バランスが崩れてしまう可能性があります。

☆ 星雲色調強調
馬頭37
スライダーを使って調整します。
レッドチャンネルで作ったレベル補正ではレッドだけを調整し、ブルーチャンネルで作ったレベル補正ではブルーだけを調整します。自分は中間スライダーと、ハイライトスライダーで調整しています。強調しすぎに注意です。
画面上はちょっと星雲の色が濃くなりましたね。

あれっ?グリーンは?と思われた方、鋭いです。この方法は赤い星雲や青い星雲を強調するのには良いのですが、写真にある燃える木星雲のように反射星雲も含む場合は、本来ならグリーンも強調した方が良いような気がします。これについては、自分も勉強中です。反射星雲の場合は、この方法ではなく、RGB単位で星マスクを作り、それぞれの色を強調した方が良い結果が得られるのかもしれません・・・。

☆ トーンカーブで浮かび上がらせる
馬頭38
トーンカーブを使って、コントラストを調整し星雲を浮かび上がらせます。もしかしたら、星雲の色調強調の前に行うのかもしれませんが、自分はこのタイミングで行っています。全体的なカラーバランスが見やすいことが理由です。
なお、トーンカーブにも星マスクを貼り付けることもありますが、馬頭の周りは明るい恒星も多く、その恒星も強調したかったので今回はマスクは使用せずに処理してみました。

☆ カラーバランス調整
馬頭39
レッドとブルーの星雲強調とトーンカーブの調整で若干カラーバランスが崩れることもあるので、その場合はベース画像のすぐ上にレベル補正レイヤーを置いて、左側の壁のRGBがそろうようにカラーバランスを微調整します。

☆ 彩度調整
馬頭40
トーンカーブのレイヤーの上に彩度レイヤーを置いて、彩度を上げます。ぐっと色が出てきました。ここでも上げすぎない。


これで大まかな強調処理が完了です。

続きます。


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天体写真の画像処理2

皆さんこんばんは。
前回に引き続いて画像処理のお話です。
ご存知の方も多いとは思いますが、星マスクを使った強調について説明したいと思います。

まず「星マスク」ですが、このマスクは「星の牧場2」のブログを開設しているよっちゃんさんが作り方を公開されています。「星マスク」で検索するとムービーで作り方が出てきますので、そちらを参考にしていただきたいと思います(私が考案した訳では無いので、ここで作り方を紹介するのは遠慮させてください m(_ _)m )。

で「星マスク」ですが、画像の強調処理の際には絶大な効果があります。その効果は、恒星の肥大化を抑えつつ、星雲を強調できることです。前回にも書きましたがマスク処理を使うと、効果を及ばせたいところと、及ぼしたくないところを分けて処理することができます。今回紹介するのは、

恒星に効果を及ぼさず、かつ星雲に効果を及ぼす

やり方になります。

☆ 星マスクの準備
馬頭27
星マスクを作ります。これは作り立てのベースの星マスクです。この星マスクに多少アレンジをして使っていくので、今後ベースの星マスクは弄らずに取っておきます。

☆ 星マスクのコピー
馬頭28
星マスクを2回コピペします。画面上ではグループ化していますが、自分なりに効果を確認するためのグループ化なので、別にしてもしなくても構いません。

☆ 星マスクのぼかし
馬頭29
コピーした星マスクのうち、上の方を「比較明」にし、
フィルター > ぼかし(ガウス)
でちょっとぼかします。と言うのは、恒星の周囲と暗部との輝度差が大きいため、このまま星マスクを使うと不自然になることがあるためです。また、恒星の周りはハロが出たりしますので、そのハロの部分もちょっと拾ってあげるのです。ただし、単純にぼかしをすると微恒星が淡くなってしまうので、芯を残す意味でぼかした星マスクとぼかさない星マスクを比較明合成します。
ぼかし度合いとしては、ベース画像の星像の大きさと大体合わせる ですかね。これはなかなか感覚が難しいのでアレンジしてください。
ぼかし を終えたら、コピーした星マスクを結合させます。

☆ 星マスクの諧調反転
馬頭30
結合した星マスクはそのままでは使いません。諧調を反転させます。
イメージ > 色調補正 > 諧調の反転
でしたね。
恒星の部分が黒く背景が真っ白なので、恒星には効果が及ばず背景(星雲)に効果が及ぶマスクが完成します。

☆ 強調の準備
馬頭31
ベース画像の上に、「レベル補正」のレイヤーを追加します。「トーンカーブ」も良いかもしれませんが、私は「レベル補正」を使っています(数値を用いて使いやすいことが理由)。

☆ 星マスクを貼り付けて強調処理
馬頭32
「レベル補正」のレイヤーマスク(真っ白い四角)に、諧調反転させた星マスクをコピペします。
コピペしたら、「レベル補正」のスライダーで中間値を左に、シャドウのスライダーを右に動かします。シャドウのスライダーは、ヒストグラムの壁(シャドウから立ち上がる部分)を超えないようにします(シャドウスライダーの左側が切り捨てられるため)。
目安はいろいろあるでしょうが、私の場合、例えばシャドウのスライダーを40にしたら中間値を1.4にします。画面はちょっと意識的に1.5にしていますが(笑)。
シャドウから中間値を狭めることで、この間のコントラストを上げる効果があります。ですから、強調処理を行う前のヒストグラムの壁は、中間値より左側にあるようにしておきます。中間値より右側にある場合は、強調処理を行う前にシャドウスライダー(中間スライダーでは無い)を使って壁を中間値より左側になるように調整しておきます。

この強調処理により、暗部が引き締まり、また、星雲が明るくなり分子雲っぽいのも少し出てきたかと思います。また、恒星も肥大化が抑えられてると思います。試しにレイヤーマスクの上で右クリックし、「レイヤーマスクを使用しない」を選択すると、星マスクを使っていない場合の強調効果が見られます。レイヤーマスクを使用しないと、星が肥大していませんか?
なお、ここでも過度な強調はしない方が良いかと思います。分子雲がちょと見やすくなったかなぁくらい。
また、この強調処理を行うとRGBそれぞれに効果がかかります。強調処理を行う前段階でカラーバランスを整えないと、カラーバランスがどんどん崩れていきますのでご注意を。ヒストグラムの壁の位置がRGBそろっているのが基本になります。

本日はここまで。また続きます。


前回も書きましたが、他に方法があれば是非是非ご紹介ください。


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天体写真の画像処理1

皆さんこんばんは。
週末が晴れませんね・・・。
今日の夕方はとてもいい天気でした。月夜なのでナローバンドでの撮影をしようと、望遠鏡を組み立てオートガイドの設定を行いピント調整し終え、さぁこれから撮影!!!となったところで雲がわき始めました。とほほ。

ネタもないので、備忘録を兼ねて現時点での自分の画像処理を紹介したいと思います。
ここでご注意ですが、自分が紹介するやり方が正しいという訳ではありません。自分も結構我流で画像処理しています。もしもっと良い方法があったら、是非是非紹介していただきたいです。
なお画像処理ソフトはPhotoshop CCになります。

☆ ベース画像
馬頭01
ネタは2年前の秋に撮った馬頭星雲になります。
この画像になるまでの下ごしらえとしては、RAP2によるダーク補正、フラット補正をしています。その後CCDStaks2でコンポジット処理を行い、Pixinsightで現像処理を行っています。
さらにPhotoshop CCでカブリ処理とゴースト処理(アルニタクのゴーストが出たので)を行った状態です。画面左のヒストリーにブラシツールが多量に有りますが、ゴースト処理の名残です(笑)。
実はここまでの処理が結構肝で、強調処理の前にどれだけカブリの無い画像を用意できるかが、最終的にきれいな絵にするための条件になってきます。

今日紹介するのは、強調処理に入る前のノイズ処理です。
と言うのも、これまではノイズ処理を最後に行っていたのですが、どうしてもザラザラ感が残っていました。そのため強調処理を行う前に軽くノイズ処理を行おうと言うのが今回紹介する内容です。2回前に紹介したオリオン大星雲はこの処理を行っていまして、結構効果がありました。
ただし全体にノイズ処理をかけると明るい部分の解像感にも影響が出そうなので、特にノイズが目立つ暗い部分にノイズ処理をかけようというのが狙いになります。
強調処理でのコントラストを上げるときは、中間部分のコントラストを上げる(トーンカーブで言うと傾きを大きくする)ます。暗い部分のコントラストを上げるとノイズも目立ってきます。この暗い部分のノイズ感を抑えたいのです。

☆ ベース画像をコピー
馬頭02
これからノイズ処理を行う際にマスクを使うのですが、そのマスク作りのためにベース画像をコピーします。

☆ コピー画像をモノクロ化
馬頭03
マスクにはカラー情報は不要ですので、モノクロ化します。
イメージ > 色調補正 > 白黒
でモノクロ化します。カラースライダーが出てきますが特に調整せずにそのままOKを押します。

☆ 諧調を反転させ切り詰める
馬頭04
マスクを使うと白い部分に処理が効いていきます。単純にモノクロ化した画像のマスクを用いて処理をすると、明るいところに効いてしまいます。今回は暗い部分に処理をかけたいので、モノクロ化した画像を
イメージ > 色調補正 > 画像の反転
で反転させます。すると暗い部分は灰色っぽくなるので、処理が効きやすくなるようハイライトスライダーを左に動かして明るくします。
さらに、明るい部分には処理をかけたくないので、シャドウのスライダーを右に動かして処理をかけない範囲を決めます。上の画像はその結果になります。マスク画像になります。

☆ ノイズ処理する画像を準備
馬頭05
ノイズ処理する画像を用意します。
ベース画像をもう一回コピペし、黄色い矢印の先のコマンドを押してベクトルマスクを追加します。

☆ マスク画像をコピペ
馬頭06
ベクトルマスクの部分に2つ上で作成したマスク画像をコピペします。するとベクトルマスクにマスク画像が表示されます。
この状態でこの画像に処理をかけると、暗い部分に処理が適応されます。ノイズ処理をかけるとマスク画像の白い部分に効果がかかるという訳です。

☆ 効果を判りやすくするための切り詰め
馬頭07
普段はこんなことしませんが、ノイズ処理の効果を判りやすくするためにレベル補正で切り詰めました。コンポジットした画像を処理していますが、結構ノイズが乗ってざらついているのが判ります。

☆ ノイズ処理に入ります
馬頭08
私の場合、この段階のノイズ処理にはCameraRawのノイズ処理を使っています。
フィルター > Camera Raw フィルター
を押します。

☆ いよいよノイズ処理
馬頭09
Camera Raw フィルター コマンドのディテール(上三角2本絵)を押して、「輝度」と「カラー」を調整します。ここでガッツリかけてしまうと、のっぺりとした画像になってしまい後からの修正ができませんので、かる~くかけます。私は両方とも10にしています。あくまでも参考値なので自分の好みを見つけてください。

☆ ノイズ処理の結果
馬頭10
3つ前と比べてちょっとノイズが緩和されたと思います。表示は8bitなのではっきりは判り難いですが、強調処理を行うとこれでも結構効果があることが判ります。

あとはベース画像とノイズ処理をした画像を結合すれば、ノイズ処理後の画像として完成です。別名保存しておきます。


次回からは強調処理をしてみます。
続きます。


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