湘南の星空

~ 湘南から星のある風景を ~

春の銀河先撮り

皆さんこんばんは。

大晦日を迎えました。
今年も当ブログにお越しいただき、ありがとうございました。引き続き来年もよろしくお願いします。

今年最後のアップは、ニワトリ(自宅撮影)での春の銀河です。
12月29日は休みだったのですが、30日に仕事が入ったため遠征しませんでした。光害カットフィルターを入れて、直焦1040mmでの撮影です。最近はガイドも安定し、安心して撮影できるようになりました。100mmのガイド鏡で、焦点距離1040mmの直焦ができるとは、一昔前までは考えられませんでした。

☆ しし座トリオ
20161229_獅子トリオ_ブログ
上から時計回りに、NGC3628、M65、M66になります。いわゆるしし座トリオです。やや色に乏しいところがありますが、透明度が高かったためか意外にきれいに写りました。ニワトリでここまで写ればいいかな。

☆ ソンブレロ星雲
20161229_ソンブレロ_ブログ
ちょっと無理やり炙った感がありますね(笑)。ソンブレロの暗黒帯をくっきりさせたくて2時間30分の露光予定でしたが、雲の襲来に阻まれてしまいました。およそ5000万光年かなたの銀河。こうして見ると宇宙は広いですね。


今夜もニワトリしようかと思いましたが、今日は家族と一緒にゆっくりします。
それでは皆様、良いお年をお迎えください。

【撮影データ】
■撮影日 / 撮影場所 / 気温
 2016年12月29日 / 自宅(鎌倉市) / 4~2℃
■カメラ / レンズ
 Nikon D810A / FS128(焦点距離:1040mm)
■ISO / 露光時間
 しし座トリオ:3200 / 300s×23枚
 M104    :3200 / 300s×22枚
■ 赤道儀
 初代アトラクス+M-GEN
■SW
 RAP2(ダーク、フラット処理)
 CCDStack2(コンポジット処理)
 PixInsight(現像処理)
 Photoshop CC(色調調整、コントラスト調整等)
 Nik collection(最終仕上げ)
■その他
 ASTRO LPR Filter Type 2
 M104は90%にトリミング

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月の夜はナローで撮影

皆さんこんばんは。

先日の土曜はあまりにも良い天気だったので、自宅庭に望遠鏡を出して撮影しました。満月後の明るい月が煌々と夜空を照らしていたので、ナローバンドフィルター(Hα)をセットしての撮影となりました。
ナローバンドフィルターでの撮影は、前に紹介したカメラマウントにフィルターを埋め込む方式です。
自宅庭での撮影は、遠征と違って部屋でコーヒー飲みながら、また眠くなったら目覚ましセットで寝ながら撮れるので、とても体が楽です。

☆ カリフォルニア星雲(Hα)
20161217_カリフォルニア星雲
700mmの焦点距離では完全にはみ出してしまいますが、結構迫力がありますね。
カリフォルニア星雲のウネウネを強調しました。強調にはPhotoshop CCのプラグインであるNik collectionを使用しています。ローカルコントラストの調整になるのですが、安易にできてしまう反面、如何様にもなってしまうので扱いは難しいです。過度な強調を避けるようにやや物足りないかな???くらいで止めています。
なお、写真の右上の方に円弧上の白いのが見えますが、ゴーストではありません。カリフォルニア星雲の一部です。最初ゴーストを疑いドキッとしました。

この夜はもう一対象撮っていますが、全く処理していません。ボチボチ処理しますね。

【撮影データ】
■撮影日 / 撮影場所 / 気温
 2016年12月17日 / 自宅(鎌倉市) / 6℃
■カメラ / レンズ
 Nikon D810A / FS128+REDUCER(焦点距離:700mm)
■ISO / 露光時間
 6400 / 900s×8枚
■ 赤道儀
 初代アトラクス+M-GEN
■SW
 RAP2(ダーク、フラット処理)
 CCDStack2(コンポジット処理)
 PixInsight(現像処理)
 Photoshop CC(色調調整、コントラスト調整)
 Nik collection(最終仕上げ)
■その他
 Baader社 H-α7 使用

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バラ星雲からコーン星雲

皆さんこんばんは。

先日の荒木根遠征の写真です。この日は前のウルトラの星と合わせて2対象しか撮れませんでした。天気には勝てませんね。

☆ バラ星雲からコーン星雲
20161202_バラからコーン_ブログ
雲のせいで露光をかけられなかったのはこの対象も一緒です。しかし、意外にも自分としては良い感じに仕上げることができました。左上のコーン星雲もコーンをつぶさずにきれいに出せたかと思います。また、カタツムリ星雲の青や、散開星団の黄色からオレンジの色も良い感じかな。露光がかけられなかったので無理して炙らなかったのが、功を奏したのかもしれません。
なお、昔のレンズなので周辺部で青の収差が盛大に出ますが、まぁこれも味かと思い敢えて軽減処置はしませんでした。

こうしてみると、雲さえ取れれば荒木根ダムの空はかなり良いと思います。冬は山の方面はナイターの照明があるので、荒木根は家からも近いしかなり良いポイントですね。紹介してくれた友人に感謝です。


【撮影データ】
■撮影日 / 撮影場所 / 気温
 2016年12月2日 / 荒木根ダム / 8℃
■カメラ / レンズ
 Nikon D810A / Ais180mmED F2.8 (f4.0)
■ISO / 露光時間
 1600 / 300s×14枚
■ 赤道儀
 初代アトラクス+M-GEN
■SW
 RAP2(ダーク、フラット処理)
 CCDStack2(コンポジット処理)
 PixInsight(現像処理)
 Photoshop CC(色調調整、コントラスト調整)
 Nik collection(最終仕上げ)

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バーナードループの再処理4回目

皆さんこんばんは。

今日紹介するのは昨年撮った写真の再処理です。
当時自分としては露光をかけた方で、一応それなりに撮れてはいました。しかし処理後の写真を今見返すと、カラーバランスや分子雲の炙りが全くダメダメです。その3では姑息な小細工を使っています。
最近になって自分なりに確立した処理方法を用いて再処理をしました。
過去の写真はこちら
その1
その2
その3

☆ バーナードループ~オリオン大星雲(4度目の再処理)
20151208_バーナードループ_20161207
ポイントは強調処理する前のフラット化です。光学系の周辺減光の補正のためのフラット化はもちろん、最近は空のカブリを徹底的に除去することを大切にしています。昔もカブリ除去をしてはいましたが、今ほど徹底はしていませんでした。現在、画像処理に要する時間の半分をフラット化に使っているでしょうか。
だいぶ良くはなってきたかと思うのですがもう一歩ですかね。それでも前回のM78、前々回のM42との色調やコントラストなどと合うようになったと思います。過去の写真をもう一度見直すのも勉強になります。


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初の荒木根出陣

皆さんこんばんは。

12月2日は「ネンキュウイタダキマス」と呪文を唱えました。星撮りのためです。撮影地は荒木根ダム。友人Oさんのお気に入りの場所ですが、私は初めて。初めての場所に気合が入りすぎたのか、待ち合わせ場所に予定より1時間早く着いてしまいました(笑)。
事前のGPVは夜半頃から真っ黒でしたが、南から低い雲がやってくるではありませんか。晴れる予報はどこへやら。しかも夜半前位に千葉沖に低気圧発生というおまけ付き。結局2時間程度しか晴れませんでした。
荒木根ダムの印象は、東から南西の空が真っ暗です。勿論天頂付近も。南側の対象を狙うのに良い場所だと思いました。ただ、南側にダム湖があるので、風向きによっては湿度が高くなりそうです。

☆ 肉眼では見えないよウルトラの星
20161202_M78_ブログ2
君にも見えるかもしれないけれど、望遠鏡や双眼鏡が無いと見えないウルトラの星です。遠く離れること1600光年。結構地味に見えますが、意外や意外、星の生成領域だそうです。
写真ではバーナードループの一部を入れて、バーナードループの赤とM78の青の両方を表現するカラフルな絵を目指しました。またM78の星雲の中の恒星を星雲の明るさでつぶさないように調整しています。暗黒帯のうねうねも出したかった。
ただし、露光時間が全く足らないので、ノイズ処理をガンガンかけています。

【撮影データ】
■撮影日 / 撮影場所 / 気温
 2016年12月2日 / 荒木根ダム / 8℃
■カメラ / レンズ
 Nikon D810A / FS128+REDUCER(焦点距離:700mm)
■ISO / 露光時間
 3200 / 300s×21枚
■ 赤道儀
 初代アトラクス+M-GEN
■SW
 RAP2(ダーク、フラット処理)
 CCDStack2(コンポジット処理)
 PixInsight(現像処理)
 Photoshop CC(色調調整、コントラスト調整)
 Nik collection(最終仕上げ)


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