湘南の星空

~ 湘南から星のある風景を ~

冬の大三角

皆さんこんばんは。

年末は仕事や家庭で忙しく、画像処理もブログの更新もなかなかできないでいました。12月8日に撮ったカタリナ彗星も、アップするにはちょっと古すぎかなぁと躊躇したり。
なので(?)冬の大三角を紹介します。今回のカメラはD800です。

☆ 冬の大三角
20151209_冬の大三角
冬の大三角が南の空に高く上がると冬本番の感じがします。実際に今頃の季節では夜の0時頃に真南に位置します。
撮影時間は2時間程かけたのですが、後半ほど低空にもやがかかり写真のコントラスト低下がみられたので、思い切って後半の写真は不採用にしました。それでも画面下の方は何となくモヤモヤした感じです。
また写真下の方は街灯の影響を強く受けていたので、光害軽減処理をガンガンかけました。富士山と言えども低空は光害であふれています。
冬の富士山は五合目まで上がれないのと、周辺のスキー場の明かりがあるので、次回は別の場所で撮ってみようかなぁと思っています。

冬の大三角を構成する星は明るいですね。しかも色の対比が面白い。そして真ん中には冬の天の川。パッと目を引く領域です。


☆ 冬の大三角(星名入り)
20151209_冬の大三角A
星の名前と三角形を入れてみました。

【ベテルギウス】
 星座    :オリオン座
 距離    :約640光年
 視等級   :0.0~1.3等級(変光星)
 絶対等級 :-6.5~-5.1等級
 スペクトル :M2

【プロキオン】
 星座    :小子犬座
 距離    :11.46光年
 視等級   :0.34等級
 絶対等級 :2.3等級
 スペクトル :F5

【シリウス】
 星座    :大犬座
 距離    :8.6光年
 視等級   :-1.47等級
 絶対等級 :1.4等級
 スペクトル :A1

【撮影データ】
 撮影日   :2015年12月8日
 撮影場所  :西臼塚駐車場(静岡県富士宮市)
 気温     :-4℃→-5℃
 カメラ    :Nikon D800
 レンズ    :AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G(f4.0)
 WB     :天体用に補正
 シャッター :180s×16枚(48分)
 ISO     :800
 レタッチ   :RAP2(ダーク減算)
         Photoshop CC(現像処理(CameraRaw)、
         コンポジット処理、色調調整、コントラスト調整、
         ノイズ処理、アンシャープ処理)
 その他   :赤道儀にて追尾撮影(旧アトラクス ノータッチガイド)

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バーナードループ~オリオン大星雲

皆さんこんばんは。
今夜の鎌倉は雲一つない晴天です。せめて先週の土日や双子座流星群の極大日に当ってくれたなら・・・。天気ばかりは仕方ないとしても、ここまで新月期に曇られてそのほかで晴れられると、ねぇ。

今夜も180mmで撮った写真を紹介します。

☆ バーナードループ~オリオン大星雲
20151208_バーナードループ~オリオン大星雲A
バーナードループも前から撮ってみたい対象でした。フルサイズの180mmで、オリオン大星雲を入れた構図で撮れることは解っていたので、今回試してみました。
バーナードループを強調しすぎるとオリオン大星雲が飛んでしまうので、オリオン大星雲が飛ばない範囲での強調処理としました。天文雑誌に載られるような方の写真と比べると、分子雲の表現がまだまだですが、自分なりに良く撮れたし処理もまぁまぁできたかと思います。
ただ、オリオン大星雲の左側に淡く伸びる線がいただけません。これ、人工衛星です。コンポジットの枚数が多いから大丈夫かな?と思っていたのですが、羊羹の砂糖漬けくらい考えが甘かったです(反省)。強調処理でがっちり浮かび上がってしまいました。時間がある時に人工衛星の光路処理して再度処理したいと思います。

【撮影データ】
 撮影日   :2015年12月8日
 撮影場所  :西臼塚駐車場(静岡県富士宮市)
 気温     :-4℃→-5℃
 カメラ    :Nikon D810A
 レンズ    :Ais180mmED F2.8 (f4.0)
 WB     :天体用に補正
 シャッター :180s×24枚(1時間12分)
 ISO     :1250
 レタッチ   :RAP2(ダーク減算、フラット処理)
         Photoshop CC(現像処理(CameraRaw)、
         コンポジット処理、色調調整、コントラスト調整、
         ノイズ処理、アンシャープ処理)
 その他   :赤道儀にて追尾撮影(旧アトラクス ノータッチガイド)


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銀河だらけ

皆さんこんばんは。
昨夜がピークだった双子座流星群は曇天のため観察&撮影ができませんでした。とても残念です。

今夜は西臼塚で撮った銀河だらけを紹介です。

☆ 銀河でいっぱい
20151208_乙女座銀河団
これも前々から撮りたかった領域です。乙女座からかみのけ座にまたがる領域に、たくさんの銀河が存在する乙女座銀河団です。距離にして約5000万光年。つまり、光の速度でも約5000万年もかかる位置にあるのです。
今回の撮影は、カタリナ彗星を撮影するまでの短い時間にお試しで撮ってみました。個々の銀河の位置をある程度把握したかったので。
でも、この写真ではぱっとしませんね。次の写真で、どれだけ銀河が写っているか、名称を付けてみましょう。

☆ 銀河でいっぱい(名称入り)
20151208_乙女座銀河団_名称
文字が小さくてすいません。
それにしてもすごい数の銀河です。名称を付けた銀河だけでも75個あります。名称が判らないために名称を付けていない暗い銀河があと20個ほどあるので、この写真で約100個の銀河が写っているのです。

☆ 銀河でいっぱい(月入り)
20151208_乙女座銀河団_月
写真の範囲がいまいち解り難いので、同じレンズで撮った満月を合わせてみました。まぁ、こんな感じ。

今回の撮影は東の空の低い位置で撮ったために光害がとても酷く、夜空をフラットに仕上げるのが大変でした。まだ若干光害の影響が残っています。乙女座銀河団が南中するようになったら、暗い空の下で本格的に撮ってみたいと思います。


【撮影データ】
 撮影日   :2015年12月8日
 撮影場所  :西臼塚駐車場(静岡県富士宮市)
 カメラ    :Nikon D810A
 レンズ    :Ais180mmED F2.8 (f4.0)
 WB     :天体用に補正
 シャッター :180s×8枚(24分)
 ISO     :1250
 レタッチ   :RAP2(ダーク減算、フラット処理)
         Photoshop CC(現像処理(CameraRaw)、
         コンポジット処理、色調調整、コントラスト調整、
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 その他   :赤道儀にて追尾撮影(旧アトラクス ノータッチガイド)

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二重星団と二つの散光星雲

皆さんこんばんは。
本日予定していた双子座流星群の遠征は止めにしました。明日はどうなるかなぁ。
そこで、先日午後半休して西臼塚で撮影した写真の処理を始めています。やはり楽しいですね。
前から撮りたかった二重星団付近をD810Aで撮りました。

☆ 二重星団と二つの散光星雲
20151208_hχ-ハート星雲_胎児星雲
星屋さんでは有名な領域で、カシオペア座とペルセウス座の境界付近になります。左上のごちゃごちゃした2つの星の集まりがペルセウス座にあるhχの二重星団(NGC869、884)、中央寄り下の二つの赤い星雲がカシオペア座にあるハート星雲(IC.1805)と胎児星雲(IC.1848)です。写真は下の方に北極星がある向きになっていて、今の時期夜10時頃にカシオペア座を眺めるとこんな感じに見えるはずです。しかし、残念ながら赤い星雲は肉眼では見えません。
前から撮ってみたかった領域でした。今回、望遠鏡のアダプターを忘れたお陰(?)で、180mmの望遠レンズ+D810Aで撮影することができました。アダプターを持ってきていたら、望遠鏡でハート星雲を撮る予定でしたので。
ただこの180mmレンズは、大昔私が学生の頃に中古で買ったマニュアルフォーカス用のレンズで、現在のデジタル撮影としては設計が古いようです。と言うのも、写真の端あたりには青ハロが盛大に出ていました。そのハロを除去して仕上げをしたのですが、強調処理をすると再び青ハロが出てしまいます。しかも星の周囲に均一に出るのではなく、写真中心部に向かって一方方向に出てしまうのです。う~ん、単なる色収差かもしれません。

それでも、それなりに綺麗に写せたかと思います。

☆ 二重星団と二つの散光星雲(説明)
20151208_hχ-ハート星雲_胎児星雲1
星雲星団の名前を入れていました。
☆NGC869、884(hχ二重星団)
  距離 :約7330光年
  大きさ:約77光年×2(実際の大きさ)
       36分×2(見かけの大きさ)
       ※満月の大きさが約29分なので、満月より若干大きいのですね。
  明るさ:4.4等級、4.7等級

☆NGC957
  距離 :約5920光年
  大きさ:約17光年(実際の大きさ)
       10分(見かけの大きさ)
  明るさ:7.6等級

☆NGC1027
  距離 :約2520光年
  大きさ:約17光年(実際の大きさ)
       20分(見かけの大きさ)
  明るさ:6.7等級

☆IC.1805(ハート星雲)
  距離 :約2500光年(諸説あり)
  大きさ:約37×32光年(実際の大きさ)
       50×44分(見かけの大きさ)
       ※ハートの形に似ているらしいがむしろ
         源氏パイ に似ていると思うが・・・。

☆IC.1848(胎児星雲)
  距離 :約2200光年(諸説あり)
  大きさ:約38×19光年(実際の大きさ)
       60×30分(見かけの大きさ)
       ※胎児の形に似ている


【撮影データ】
 撮影日   :2015年12月8日
 撮影場所  :西臼塚駐車場(静岡県富士宮市)
 カメラ    :Nikon D810A
 レンズ    :Ais180mmED F2.8 (f4.0)
 WB     :天体用に補正
 シャッター :180s×32枚(1時間36分)
 ISO     :1250
 レタッチ   :RAP2(ダーク減算、フラット処理)
         Photoshop CC(現像処理(CameraRaw)、
         コンポジット処理、色調調整、コントラスト調整、
         ノイズ処理、アンシャープ処理)
 その他   :赤道儀にて追尾撮影(旧アトラクス ノータッチガイド)
        12/15追記:M-GENは使用していないので修正しました。

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慌てるとダメですね・・・

皆さんこんばんは。久しぶりの更新になります。
今週末も夜の天気が悪そうです。週明け月曜から火曜にかけては双子座流星群のピークに当るのですが、こちらも天気は期待薄。今年のイベントはことごとく天気にやられそうです・・・。

星撮りできないストレスが溜まる中、先週の日曜(12/6)にGPVを見ると、火曜(12/8)の夜は天気が良さそうな予報でした。そこで、前回須走遠征時に使った技である「午後半休&午前半休」を使って、火曜の午後に富士山の西臼塚駐車場に遠征しました。仕事は木曜までに片づければ良いのが1件あったのですが、まぁ、翌日の午前半休した午後にすれば問題ないだろうと。

日が沈むころに西臼塚に着いたら天気は上々。既に星屋さんが1名いらっしゃいました。
久しぶりの星撮りに気分も上々。赤道儀を組み立てて鏡筒を乗せて、最近頼りっきりのM-GENを乗せようとしたところ、・・・あれっ、M-GENが無い。カメラバッグに入れたはずなのですが、そのバッグを家に置いてきてしまいました。しょうがない、久しぶりのコントローラカチカチでガイド鏡追尾かなと思ったところ、・・・。望遠鏡とカメラをつなぐアダプターも無い。実はM-GENと同じカメラバッグに入れて持ち運びしているので、カメラバッグを忘れたら当然アダプターも無い。つまり、本日直焦では撮れないことが判明しました。

しばし呆然。我ながら情けない。

ここで3択。①諦めて帰る ②カメラバッグを取りに戻る ③直焦は諦めてカメラレンズで撮る

家に戻ったら西臼塚に再遠征する元気は無いだろうなぁと②は消え。せっかく来たのだから③だな、と望遠鏡を外してカメラマウントを取り付けていると、今度は会社携帯がピロピロ私を呼ぶのです。恐る恐る出ると、木曜までの仕事を明日の水曜中にして欲しいとの変更依頼。前日の定時頃に言うなよぉ。まぁ仕方ない、明日朝の出勤決定です。ここで大分気持ちが沈んでしまいました。星撮りを諦めて帰るか、何か手は無いのかといろいろ考え悩みに悩んだのですが、やはり久しぶりの星撮りは捨てられず

徹夜で仕事

を選択してしまいました(笑)。
カメラをセットしてピントも合わせると、さっきまでの天気はどこへやらで曇るではないですか。またまた気持ちが沈みました。なんか呪われてるなぁと思いながら、それでもGPVを信じて21時過ぎまで待つと、綺麗な星空が帰ってきました。そこからは朝まで撮りまくり。

いつもなら星撮りの後に現場でフラット撮影をするのですが、空が明るくなるのを待つと仕事に遅れるので、星撮り直後に早々に片づけて帰り、家でフラット撮った後、1日普通に仕事しました。眠かったのですが一晩夜遊びしたので言い訳できませんね。

画像処理はこれからですが、本日はちょろっと処理した1枚を紹介します。
1枚撮り&光害処理等はしていないので、荒れまくりだし変な筋が入りまくりの拙い写真ですが、今見ごろを迎えつつあるカタリナ彗星です。もちろん他にもいろいろ撮っていますが、何を撮ったのかはこれからのお楽しみで。

☆ カタリナ彗星
カタリナ彗星(テスト)
左下から中央下の影は木のシルエット。中央下からボーッと伸びる光の筋は金星になります。
小さいですが一応尾も写りました。

これから頑張って処理するぞ。仕事より燃えますね(爆)。


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