湘南の星空

~ 湘南から星のある風景を ~

オリオン大星雲(リベンジ)

皆さん再びこんばんは。画像処理の話だけではツマラナイので、先日西臼塚で撮影した星の写真を紹介します。

今回どうしても撮影したかったのはオリオン大星雲でした。先日紹介したオリオン大星雲(反省)デジタルでの撮影の未熟さを感じた写真のリベンジです。
今回はその反省を踏まえて撮りました。特に注意したのは感度と露光時間です。ディテールがきちんと表現できるように5分の露光時間をかけた写真を8枚撮って、加算平均合成処理を行いました。トータルで40分の露光時間なので、素晴らしいオリオン大星雲を撮られる方と比較するとまだまだ露光時間は足りませんが、オートガイド無しでの撮影ではこのあたりが限界です(トホホ)。

☆ オリオン大星雲(リベンジ)
20141123_M42_20141130_トリミングA

今回は画像処理も頑張りました。星雲のうちでも、特に淡いところの描写に気を使いました。すると茶色っぽい星雲が浮かび上がり、それが立体的に見えてきて、処理をしながら自分でも感心してしまいました(笑)。星雲が星に照らされて光っている様子、照らされずに光らない様子がそれぞれ分かるようになったかと思います。

ただし、課題も見つかりました。
一つがフラット処理の難しさ。望遠鏡で撮っているため絞りが使えません。そのため、周辺減光の処理をフラット画像と呼ばれるものを用いて処理するのですが、それがあまりうまくいきません。四隅の一部がフラットにならないのです。それを誤魔化すため(笑)この写真ではトリミングをしています。
二つ目が淡い星雲のディテールです。明るい星雲の諧調は滑らかになったのですが、淡い星雲についてはまだまだザラザラしています。もっと時間をかけないとダメなようです。

だんだんと撮れるようになり、かつ、次への課題も見つかり、ますます星撮りが面白くなってきました。


【撮影データ】
 撮影日   :2014年11月23日
 撮影場所  :西臼塚駐車場(静岡県富士宮市)
 カメラ    :Nikon D800
 レンズ    :FS128+REDUCER(焦点距離:768mm)
 WB     :天体用に補正
 シャッター :300s×8枚(加算平均合成)
 ISO     :1600
 レタッチ   :RAP2(ダーク補正、フラット補正)
        :Photoshop CC(CameraRaw、コントラスト調整、WB調整)
 その他   :赤道儀にて追尾撮影
         :トリミング有り(約850mmの焦点距離に相当)


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加算平均合成によるノイズ軽減

皆さんこんばんは。

先日紹介したノイズについてで、ランダムノイズの軽減方法はソフトウェアによる処理か、加算平均合成による処理が主であると書きました。今日紹介するのは加算平均合成によるランダムノイズ軽減について説明したいと思います。なお、紹介する画面はPhotoshop CCとなりますが、Photoshopエレメントでも実施可能です。

☆ その1:画像をコピペする
加算平均合成1
画面はダークノイズ除去と人工衛星の光路を除去した後になります。
加算平均合成とは、簡単に言えば、画像を平均的に重ね合わせる合成法です。これから8枚の加算平均合成を行います。
まずは、同じ条件(構図、ISO、露光時間)で撮った画像をコピペします。コピペするとレイヤーとして貼り付けられます。画面上はすでにPhotoshopで8枚の画像をレイヤーごとに貼り付けた状態になっています。背景からレイヤー5までは処理が終わっているものとして、レイヤー6での加算平均合成の方法を紹介します。

☆ その2:モードを差の絶対値にする
加算平均合成2
レイヤー6の画像を貼り付けた後、モードを「差の絶対値」にします。これは、背景の画像とピクセル単位できちんと位置合わせを行うためです。

☆ その3:位置合わせ
加算平均合成3
「差の絶対値」にしました。位置がずれているので、星々がダブって見えます。これを完全に重ねるようにレイヤー6の画像の位置を修正します。なお、修正の際は画像を等倍(100%)にしましょう。

☆ その4:位置が合いました
加算平均合成4
位置が合うと、画面は黒くなります。前後の画像の「差の絶対値」の値がゼロになったためで、ゼロは黒で表現されるからです。なお、よくよく見ると薄いリングがところどころに見えます。位置合わせは最小でも1ピクセル単位でしかできません。そのため、1ピクセル以下のずれは前後の画像の差として表れてしまいます。Photoshopではこれ以上合わせることができないので、位置合わせはここで終了です。
昨日書いた、ダークノイズ軽減処理を先に行う理由ですが、加算平均合成では一枚一枚位置合わせを行います。そのため、ダークノイズの位置も位置合わせと一緒に移動してしまいます(ダークノイズは出現する場所が決まっているから)。その状態で画像を重ね合わせると、ダークノイズもピクセル単位でいろんな場所に飛び散ってしまいます。ダークノイズ軽減処理を加算平均合成の前に実施する理由がここにあります。

☆ その5:「通常」に戻して不透明度を変更する
加算平均合成5
位置合わせが終わったらモードを「差の絶対値」から「通常」に戻します。この時不透明度を100%のままにすると、一番上の画像しか適用されなくなるので、不透明度スライダ又は直接数値を入れて変更します。値は以下のようにします。
・1番下の画像:100%
・2番目の画像:50%
・3番目の画像:33%
      ・
      ・
      ・
・7番目の画像:14%(レイヤー6の画像に相当します)
・8番目の画像:13%
      ・
・n番目の画像:1/n%

要は、下からn番目の画像の不透明度は、1÷nの値にします。そうすることで、平均的に加算した合成画像ができるのです。ただし、不透明度の値は小数点以下の数値を設定できないので、小数第一位を四捨五入します。

☆ その6:加算平均合成の実際
加算平均4枚
加算平均合成の実際を見てみましょう。画像はオリオン大星雲の部分の拡大で、等倍にしてあります。1枚だけの画像、2枚の加算平均合成~8枚の加算平均合成画像を並べてみました。重ねる枚数が多いほどノイズが消えていくのが判るかと思います。ノイズを消すためにはそれなりの枚数が必要ですが、微恒星が消えないなどの利点から、天体写真を撮る人には必須の処理方法になります。


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ダークノイズ軽減処理

皆さんこんばんは。

今日はダークノイズ軽減処理について書きたいと思います。
私が実際に行っているダークノイズ軽減には、をの字さんが開発されたRAP2と言うソフトウェアを使用しています。非常に便利かつ確実で一度使うと手放せません。ただ、そのソフトウェアを持っていなくても、Photoshopがあればダークノイズ軽減は可能です。RAP2と比較すると面倒な作業となりますが、今日はPhotoshopでのダークノイズ軽減方法を紹介しようと思います。なお、Photoshopはエレメントでも実施可能ですが、紹介する画面はPhotoshop CCとなります。

☆ その1:画像を開く
ダーク補正0
まずはダークノイズ軽減処理を行う天体写真(以下、ライトフレームと呼びます)を開きます。矢印の先の点々がダークノイズになります。前回にも書きましたが、ダークノイズは①ISO、②露光時間、③気温に依存して現れます。感度が高く、露光時間が長く、気温が高いとダークノイズも出やすくなります。この写真の条件は①ISO:1600 ②露光時間:300s ③0℃ です。気温が比較的低かったのでダークノイズはあまり出ていない方だと思いますが、それでもダークノイズは結構ありますね。

☆ その2:ダークノイズ画像を開く
ダーク補正1
ダークノイズ画像(以下、ダークフレームと呼びます)を開きます。ところどころにピンクや青の点々が見えますが、これがダークノイズです。
ダークフレームは予め撮影しておく必要があります。撮影の際にはレンズキャップをし、外部から光が入らないようにしないといけません。
撮影の条件はライトフレームと撮った時と同じになります。つまり、その1の写真の例で言うなら①ISO:1600 ②露光時間:300s ③0℃で撮る必要があります。気温が変わるとダークノイズも変わるので、大抵の場合、天体写真を撮り終えて片づけをしている最中に撮ったりします。ただ、気温に関しては±5℃程度の範囲であれば、あまり違いは無いとされています。また、可能であればダークフレームも複数枚撮影し、加算平均合成しておくと良いです。加算平均合成については次回紹介します。
ダークフレームは一度撮っておけば、ライトフレームと①ISO、②露光時間、③気温が同じ場合に使いまわすことができます。もちろん同じカメラ(カメラの機種が同じではなく、カメラの個体が同じという意味)である必要がありますが。
Photoshopで処理する場合、ライトフレームに対してダークフレームを貼り付けます。するとライトフレームの上に別レイヤーとしてダークフレームが貼り付けられます。

☆ その3:差の絶対値にする
ダーク補正2
貼り付けたダークフレームのモードを「差の絶対値」にします。Photoshop CCであれば、「減算」を選んでも同じ結果になりますが、エレメントでは「減算」が選択できないため、ここでは共通に存在するモードの「差の絶対値」で説明をします。

☆ その4:差の絶対値の結果
ダーク補正3
差の絶対値にすると、カラフルな点だった個所が黒くなってしまいます。実はこれ、ダークノイズの除去し過ぎです。除去しすぎもダメです。

☆ その5:不透明度を変更する
ダーク補正4
除去し過ぎ無いためには、不透明度を変更します。いろんなサイトを見ていると、「不透明度を50%にする」と書かれていることが多いのですが、背景の明るさ等も考慮して、画像を見ながら不透明度を決めた方が良いです。簡単に書くと、不透明度スライダーを操作しながら、「ダークノイズが目立たなくなったな」と思ったとろが正解だと思います。この写真の例では不透明度を40%にしています。
ただし、不透明度を操作する場所は、背景に星雲などが無い「暗い場所」で行います。理由は次。

☆ その6:星雲に対しては除去し過ぎ
ダーク補正5
背景が暗いところでダークノイズ処理を行うと、実は、星雲のところが「ダークノイズの除去し過ぎ」となってしまいます。逆に星雲のところでダークノイズ処理を行うと、背景が暗いところはダークノイズ除去が不十分となってしまいます。
写真は星雲のところが「ダークノイズ除去し過ぎ」となったため、黒い点々が現れてしまった例です。←の先の黒い点がそれに相当します。「ダークノイズ除去し過ぎ」は消しゴムツールで簡単に修正できるので、ダークノイズ軽減処理(不透明度スライダの操作)は、背景が暗い場所で行います。
ちなみに画面左右に走る白い線は、ノイズでは無く人工衛星(静止衛星)の光跡です。これは別の過程で除去します。

☆ その7:星雲に対する処理
ダーク補正6
星雲に対する「ダークノイズ除去し過ぎ」は消しゴムツールで修正します。消しゴムツールで消すのはダークノイズ画像を対象にします。間違ってライトフレームを対象にすると、天体写真そのものが消えてしまいますので注意です。
ただ、消しゴムツールにもちょっと小技が必要です。画面上、○で囲んだ設定にします。
1.消しゴムツールを選択
2.大きさはダークノイズより大きめに設定
3.不透明度を10%程度にする(これが大事)
不透明度を10%にする理由は、消しゴムツールで黒い点を消しながら、星雲と同じような輝度になったところで止めるためです。もしデフォルトの100%にしてしまうと、ダークフレームのダークノイズが消えてしまい、ライトフレームのダークノイズがそのまま残ってしまいます(つまり、ダークノイズ処理する前に戻ってしまう。)。右クリックで黒い点を少しずつ消していき、違和感が無くなった時点で、次の黒い点の処理を行います。この処理は黒い点一つ一つに対して行うためやや面倒です。

☆ その8:ダークノイズ軽減完了
ダーク補正7
矢印の先にあった黒い点を消しゴムツールで消しました。ここまでできたらPhotoshopでのダークノイズ軽減処理が完了です。この処理は、ライトフレーム一枚一枚に実施してきます。平均加算した後でまとめて実施 って訳にはいきません。その理由は次回。


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ノイズについて

皆さんこんばんは。

今日からしばらくの間、画像処理について書きたいと思います。半分は自分の画像処理に対する理解のために書いていきます。ただ文字だけだと面白くないので、実際に画像処理しながらその過程も含めて書いていきたいと思います。画像処理につかう写真は、先日西臼塚で撮ったオリオン大星雲にしたいと思います。

一回目はいきなり画像処理の話ではなく、ノイズについて書きたいと思います。

☆ オリオン大星雲(元データ)
20141123_M42元データ
この写真はRAWデータをJPEGに変換したものです。一切の画像処理は行っていません。まぁまぁ綺麗にも見えますが、四隅が暗くなる周辺減光が出ています。また、等倍に拡大するとノイズが見えてきます。この写真を画像処理していきたいと思います。なお、同じ構図、条件で8枚撮っています。

☆ ノイズの種類
AST_2464ノイズA
AST_2465ノイズA
8枚撮ったうちの2枚を並べました。オリオン大星雲の左上の等倍画像になります。ざらざらしていますね。ノイズです。ノイズには大きく分けて、ランダムノイズとダークノイズがあります。

【ランダムノイズ】
よく見ると大きめの赤っぽいのと緑っぽい縞々と言うか固まりと言うか、赤と緑のもあもあが画面に散らばって見えます。これはランダムノイズと言って、同じ構図、条件で撮っても、写真によって発生場所とその大きさがランダムに現れます。高いISOで撮ると顕著に現れてきます。2枚の写真を比較するとノイズの出方が異なっているのが判るかと思います。

このランダムノイズを軽減する方法は主に2つあります。一つは撮影の段階または画像処理の段階ソフトウェアでノイズ軽減処理を行う方法。もう一つは同じ構図で撮った写真を平均加算合成で重ね合わせることです。

ソフトウェアで軽減処理を行う利点としては、1枚の画像でもある程度ノイズを軽減できる、比較的簡単に処理ができる点です。カメラ自身にこの機能を持っていることも多く、「高感度ノイズ軽減」を使えば撮りながらノイズの軽減が図れます。欠点としては、特に天体写真や星野写真の場合、強くノイズ軽減処理を行うと小さな星(微恒星)がつぶれてしまうことがあることです。また、超高感度で撮った場合1枚の画像だけでは除去しきれない場合があります。
平均加算合成でランダムノイズを軽減する利点は、微恒星がつぶれにくいこと。重ねる枚数を多くすれば綺麗にノイズを消すことができる点です。ただそのためには、同じ構図、条件で何枚も撮る必要があります。また星野写真の場合、日周運動によって星が移動してしまうため、星を重ね合わせるのが難しくなります。

天体写真を撮る人は後者を選択する場合が圧倒的です。やはり綺麗になります。私が平均加算合成で処理(他の方と比較するとまだまだ枚数は足りませんが)するのも、綺麗に仕上げたいからです。


【ダークノイズ】
写真に矢印を5本ずつ入れました。星のような点状のポッチが見えると思います。これはダークノイズと言って、発生する場所と大きさが何枚写真を撮っても同じように現れるのが特徴です。2枚の写真を比較しても、全く同じ位置に同じような強度で見えています。このダークノイズは①ISO、②露光時間、③気温と相関関係があり、①②③が同じであればほとんど同じように現れます。

ダークノイズを軽減する方法も主に2つあります。一つはカメラの機能の一つの「長時間ノイズ軽減」を用いる方法、もう一つは画像処理の段階でソフトウェアを使用する方法です。

長時間ノイズ軽減の利点としては、撮っている段階でダークノイズ軽減処理を行えること、軽減処理を行うためのソフトウェアが不要であることでしょうか。欠点は、撮影時間が倍になることです。カメラ内で行う長時間軽減処理では、同じ①ISO、②露光時間でもう一度真っ暗状態を撮っています。その真っ暗状態のデータから元の写真データのノイズを除去しているのです。
ソフトウェアで処理する利点としては、撮影時間が毎回2倍にならないことです。欠点はあらかじめダークノイズ用の画像を撮っておく必要があること、専用のソフトウェアまたは画像処理ソフトが必要なことです。

それぞれのノイズ除去の方法について、特に天体画像に用いる処理方法を次回以降に説明したいと思います。


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西臼塚の星空

皆さんこんばんは。

先日また富士山へ星撮りに行ってきました。今回も須走口駐車場へ行こうと思ったら数日前に冬季閉鎖されており、仕方がないので西臼塚へ撮影地を変更しました。
西臼塚は富士山の南側にある駐車場で、標高は約1400mの位置にあります。駐車場は舗装されていませんが、固い砂利なので望遠鏡の設置も問題無し、また、夜間の照明はありませんのでカメラレンズでの撮影もOKです。
道路(富士スカイライン)に面していますが間に木々があるので直接車のヘッドライトが入ることはありません。しかし、時折駐車場に入ってくる車には思いっきり照らされてしまいます(笑)。
先日の須走口駐車場同様、西臼塚も10年以上ぶりに星撮りに来ました。夕方に着いてみたら星屋の先客が一人いるだけで、がら~んとしています。昔はもっと星屋にあふれていた気がしたので、場所を間違えたかな?と本気で思ってしまいました。
なお、今回の撮影も物好きな友人と一緒です(笑)。

☆ 西臼塚
20141123_西臼塚
望遠鏡を組み立ててパシャ。着いて早々、撮影可能な状態までセッティングしていませんが、一応星を見ることができるまでセッティングしています。自分の場合、暗くなってからヘッドライトで組み立てるのは嫌なので、明るいうちにセッティングしておきます。ちなみにこの望遠鏡、超古いです。先日の須走口駐車場でも同じ機種を使っている人は見ませんでした。

☆ 富士山と北極星
20141123_富士山と北極星
西臼塚からは富士山の左上に北極星が見えます。写真では富士山の左上の青白っぽい星。雲が流れたおかげで、星が滲んで写りました。
今回の撮影では、着いた当初から曇りがちで満天の星空って訳にはいきませんでした。それどころかどんどん曇ってくる有様。もうダメかなぁと思い、21時30分頃に撤収を決意。失意の中望遠鏡を片づけ始めたのですが、すると西の空から星が見えてくるようになってきたではないですか。友人と相談し、とりあえずコーヒー休憩をし、その後でどうするか決めようと。
お湯を沸かしてコーヒーを飲んでいると完全に晴れてしまいました。

じゃぁ星撮りやろう!

と再び望遠鏡を組み立て直したのでした。


☆ 富士山と北の空
20141123_富士山と北の空
この写真は午前3時頃のものです。結局富士山と綺麗な星空も眺めることができました。
今回撮った星たちは現在画像処理中です。準備が整い次第ご紹介します。

【撮影データ】
【共通データ】
 撮影日   :2014年11月23日
 撮影場所  :西臼塚駐車場(静岡県富士宮市)
 カメラ    :Nikon D800
 レタッチ   :Nikon Capture NX2,Photoshop CC

【1枚目】
 レンズ    :AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G  (f4.0)
 WB      :8000K
 シャッター :1/4s
 ISO     :640
 その他   :愛車と一緒

【2枚目】
 レンズ    :AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G  (f2.8)
 WB      :天体用に補正
 シャッター :6s
 ISO     :1600

【3枚目】
 レンズ    :AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED (14mm , f5.0)
 WB      :天体用に補正
 シャッター :30s
 ISO     :3200


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星景(湘南以外) | コメント:0 | トラックバック:0 |

海辺の星空

皆さんこんばんは。前回の投稿からちょっと時間が空いてしまいました。今日は鎌倉市由比ヶ浜からの星空の紹介です。久しぶりにブログのテーマに沿った写真です(笑)。

富士山やしらびそなど暗い空の下ではたくさんの星が見えますが、私の住む鎌倉市では街灯りの影響が大きくたくさんの星・・・、と言う訳にはいきません。それでも比較的星が見える場所だとは思いますが。
そんな街中からでも星がたくさん、また明るい星が目立つように工夫したいので、ソフトフィルターを使って撮ってみました。ちなみに今回の写真はすべて三脚固定(赤道儀は使用していません)の撮影です。

☆ あちゃー
AST_1966
ソフトフィルターのおかげで星がある程度目立つようにはなりましたが、街灯りが超豪華になってしまいました。目立ちすぎです。ソフトフィルターを装着し街を取り入れると照明の影響がかなり大きくなってしまいます。これでは星景写真とは言えないですねぇ。

☆ 南の海(ソフトフィルター有)
AST_1974
由比ヶ浜から南の海にカメラを向けました。ソフトフィルターは付けたままです。街灯は少なくなりますが、やはり街灯りが眩しいですね。

☆ 南の海(ソフトフィルター無)
AST_1975
ソフトフィルターを外して撮りました。おっと、なんだ意外といけるじゃん。星の写り方にそれほど変化は無いし、街灯りもかなり抑えられました。街中で撮るならこれで良いかな。

☆ オリオン
AST_1981
いろいろ試して撮っているうちにオリオンが良い位置に。ソフトフィルター無しで撮ってみました。波打ち際に映る街灯の色も良い感じで出すことができました。すっきりして良いような気がします。

自分の感想としては、街中で星を撮るならソフトフィルターは却ってよくない結果になるような気がします。星を目立たすなら赤道儀で追尾して星を写した方が良い結果になると思います。ただ、自分が持っている望遠鏡の赤道儀を海岸に持っていく気にはなれず(赤道儀だけで20kg以上あるし、海風で錆びさせたくないし)ポタ赤を使用したくなります。でもポタ赤持っていない・・・。う~ん、深みにはまりそうだ。

【撮影データ】
【共通データ】
 撮影日   :2014年11月14日
 撮影場所  :由比ヶ浜(神奈川県鎌倉市)
 カメラ    :Nikon D800
 レタッチ   :Nikon Capture NX2,Photoshop CC
 WB     :4500K

【1枚目】
 レンズ    :AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED (14mm , f5.6)
 シャッター :30s
 ISO     :1000
 その他   :ソフトフィルター(Lee SOFT FILTER No.3:レンズの後ろ)

【2枚目】
 レンズ    :AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED (14mm , f5.6)
 シャッター :30s
 ISO     :1600
 その他   :ソフトフィルター(Lee SOFT FILTER No.3:レンズの後ろ)

【3枚目】
 レンズ    :AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED (14mm , f5.6)
 シャッター :30s
 ISO     :1600

【4枚目】
 レンズ    :AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G  (f5.6)
 シャッター :20s
 ISO     :800



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オリオンと富士山

皆さんこんばんは。

今日は富士山とオリオン座のコラボの紹介です。

☆ オリオンと富士山
20140131_精進湖
写真は今年1月のものです。富士山と星空のコラボを撮りたくて、車を走らせ着いたのが富士五湖の一つの精進湖。
着いた夕方は風があり湖面も小刻みに揺れていたのですが、日の入りとともに風も止んで鏡のような湖面となりました。もしかしたら湖面に映る星も写るかもしれないと期待しながら撮りました。1枚当たり30秒の露光で、45枚の比較明合成写真です。時間的には約25分。中途半端な数になったのは、46枚目あたりから再び風が吹いて湖面が揺れだしたので、比較明合成に加えなかったためです。
夕方だったためか、飛行機がひっきりなしに飛んで写真の中に飛行機の光路がたくさん入り込みましたが、一枚一枚丁寧に消しました。

【撮影データ】
 撮影日   :2014年1月31日
 撮影場所  :精進湖(山梨県富士河口湖町)
 カメラ    :Nikon D800
 レンズ    :AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED (20mm , f5.6)
 WB     :4000K
 シャッター :30s
 ISO     :1600
 レタッチ   :Nikon Capture NX2,Photoshop CC
 その他   :45枚を比較明合成(約25分の露出時間相当)


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星景(湘南以外) | コメント:2 | トラックバック:0 |

早くも春の星座

皆さんこんにちは。今日は珍しい時間に更新です。

富士山須走口駐車場での夜空を楽しんでいると、東の空から早くも春の星座が昇ってきました。間もなく夜明けです。

☆ 早くも春の星座
20141025_須走_黄道光
冬の星座達は南中時刻を迎え、南の空で明るく輝いています。東の空からは獅子座が昇り、乙女座が半分顔を出し始めました。えっ? 星座が判らない? では実写版プラネタリウムといきましょう。

☆ 早くも春の星座(星座入り)
20141025_須走_黄道光B
見える星座を頑張って入れてみました。あまり聞きなれない星座も多いかと思います。超簡単に説明すると右半分が冬の星座達、左半分が春の星座達になります。春の星座の中に木星がちゃっかりと居座っています。

☆ 早くも春の星座(黄道光、天の川)
20141025_須走_黄道光A
最初の写真にモヤモヤしたのが2本並んでいます。判りやすいように図示してみました。左側が黄道光。太陽の通り道に沿ってたチリが太陽光に照らされて見えます。淡い光なので、空が暗いところでないとなかなか見ることができません。
右側が冬の天の川。夏に比べて淡いですが、星の並びを感じることができます。


【撮影データ】
 撮影日   :2014年10月25日
 撮影場所  :須走口駐車場(静岡県小山町)
 カメラ    :Nikon D800
 レンズ    :AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED (14mm , f5.6)
 WB     :4000K
 シャッター :30s
 ISO     :1600
 レタッチ   :Nikon Capture NX2,Photoshop CC


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富士山から見た雷

皆さんこんばんは。

今日も富士山須走口駐車場からの夜空ですが、ちょっと違った夜景を紹介します。

☆ 富士山から見た雷
20141025_雷
「冬の星たちの目覚め」でも紹介しましたが、富士山から雷が見えていました。星の撮影の合間にお遊びで雷を狙ってみたのが上の写真です。狙ってみたとは言っても、30秒露光で雷が光るまで何回も撮っただけです。数打ちゃ当たるってやつです(笑)。
稲光までは写りませんでしたが、モクモクとした雲が光った様子をゲットです。ちょっとですが星も写っています。日周運動の影響で線状に流れています。
街灯りは緑がかって見えます。水銀灯(蛍光灯)の光による影響です。

さて、この街灯りはどこでしょうか???

☆ 富士山から見た雷その2
20141025_雷A
実は神奈川方面の街灯りです。江ノ島の灯台、江ノ島大橋が見えています。江ノ島大橋の左側の丸いのは国道134号線沿いの街灯り。その右側は海になります。

意外と写るんです。


【撮影データ】
 撮影日   :2014年10月25日
 撮影場所  :須走口駐車場(静岡県小山町)
 カメラ    :Nikon D800
 レンズ    :Ai-S NIKKOR 180mm f/2.8 ED (f5.6)
 WB     :天体用に補正
 シャッター :30s
 ISO     :1600
 レタッチ   :Nikon Capture NX2,Photoshop CC


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宇宙に咲く花

皆さんこんばんは。

宇宙に咲く花、バラ星雲の紹介です。

☆ バラ星雲
20141025_バラ星雲B
バラ星雲は一角獣座にあります。先日紹介した冬の王者にも場所を記していますので参考にしてください。距離にして5000光年。バラ星雲の直径は130光年あると言われています。つまり、端から端まで光の早さで130年もかかるのです。
色と言い、形と言いまさに宇宙に咲いたバラ。神様のいたずらもなかなか素敵ですね。

バラ星雲は10月25日の須走口駐車場にて望遠鏡で最後に撮りました。撮影は朝4時近くでした。頑張って眼視ガイドをしていたのですが、すこしずつ風が出てきて望遠鏡が揺れるようになり、4枚撮ったところで集中力が切れてしまいました。よって全然露光が足りません。画像処理で無理やり仕上げた感じで全く満足していません。難しいものです。

ただ、無改造のD800でもそこそこ撮れることが解りました。赤外カットフィルターの改造をすればもっと赤い星雲は写りやすくなるのでしょうが、カラーバランスが崩れやすくなる気がするので、まぁ改造しなくとも良いのかな?と思っています。

【撮影データ】
 撮影日   :2014年10月25日
 撮影場所  :須走口駐車場(静岡県小山町)
 カメラ    :Nikon D800
 レンズ    :FS128+REDUCER(焦点距離:768mm)
 WB     :天体用に補正
 シャッター :300s×4枚(加算平均合成)
 ISO     :1600
 レタッチ   :RAP2(ダーク補正、フラット補正)
        :Photoshop CC(CameraRaw、コントラスト調整、WB調整)
 その他   :赤道儀にて追尾撮影


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