湘南の星空

~ 湘南から星のある風景を ~

やっと撮れたわし星雲

皆さんこんばんは。

関東も梅雨入りしてしまいました。やっと赤道儀も直ったのに、撮る機会が少なくなってしまいます。

今夜紹介するのはM16、わし星雲です。
これまで何度も挑戦してきましたが、その度に雲に阻まれ、なかなか満足には撮ることができませんでした。4月の遠征の時にやっと長時間撮ることができました。

☆ わし星雲
わし星雲
4月の原村への遠征でも結構撮れたのですが、2年ほど前に須走で撮った画像と合わせて処理しました。若干構図がずれていたのでトリミングしています。
明るく写るので撮りやすい対象ですが、処理にかなり時間がかかりました。仕上げてみてはやり直しの繰り返し。カラーバランスが非常に難しいです。全体的にRが乗りやすい傾向にあるのですが、どこまで赤を乗せて良いのかよく判らず。低空のせいもあるのでしょう。南半球で撮ったらまた違ってくるのでしょうね。
それでもHⅡ領域が広範囲に渡っていることが判ります。わし星雲とはよく名付けたものです。


M16
赤経 18h 18m 48s
赤緯 -13°47′
距離 4,600光年

【撮影データ】
■撮影日 / 撮影場所 / 気温
 2016年6月 5日 / 須走口駐車場
 2018年4月19日 / 長野県原村
■カメラ / レンズ
 Nikon D810A / FS128+REDUCER(焦点距離:700mm)
■ISO / 露光時間
 3200 / 300s×27枚
■ 赤道儀
 初代アトラクス+MGEN
■SW
 RAP2(ダーク、フラット処理)
 CCDStack2(コンポジット処理)
 PixInsight(現像処理)
 Photoshop CC(色調調整、コントラスト調整等)
 トリミング

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球状星団M13

皆さんこんばんは。

今回紹介するのはヘルクレス座の球状星団M13です。
やはり大きいですね。昨年お試しで撮りましたが、中心部が飽和し満足に仕上げられませんでした。今回は短時間露光と併せて処理をしてみました。
昨年撮った画像も組み合わせているため、露光時間がバラバラです(笑)。

☆ M13
20180420_M13_ブログ
短時間露光の画像との組み合わせで中心部の飽和は避けられました。でも、この調整が難しかった。今でもまだ改善の余地があるのではと思っています。
難しかったのは、球状星団を球状に見せること。短時間露光の画像を強調すると、球状星団が平面っぽくなってしまうのです。その加減が本当に難しかったです。
この写真もM3の時と同様に恒星の彩度をかなり上げています。そのためか、M13の北東に位置するNGC6207の銀河もカラフルに見えています。

M3
赤経 16h 41m 42s
赤緯 +36°27′41″
距離 2.51 万光年


【撮影データ】
■撮影日 / 撮影場所 / 気温
 2017年4月19日 / 大多喜町 / 8→7℃
 2018年4月19日 / 長野県原村 / 4℃
 2018年4月20日 / 大多喜町 / 9℃
■カメラ / レンズ
 Nikon D810A / FS128+REDUCER(焦点距離:700mm)
■ISO / 露光時間
  800 / 30s×25枚
 1600 / 480s× 8枚
 3200 / 300s×10枚
■ 赤道儀
 初代アトラクス+M-GEN
■SW
 RAP2(ダーク、フラット処理)
 CCDStack2(コンポジット処理)
 PixInsight(現像処理)
 Photoshop CC(色調調整、コントラスト調整等)
■その他
 ディザリング
 80%トリミング

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球状星団M3

皆さんこんばんは。

アトラクス赤道儀のギアは無事復活しました。組み立てる際にギアのかみ合わせの調整を念入りにしたので、望遠鏡を搭載してもガタもなくスムーズに回るようになりました。
ただ、1年ほど前からあった問題なのですが、赤経クランプのしまりが悪く、この際直してしまおうとしましたがなかなかうまくいきません。それでも直す方向性が見えたので、これもじっくり時間をかけて直したいと思います。

今夜はりょうけん座のM3をアップします。
この対象はお試しとして月明かりの下で撮影したため、いつものISO3200×300秒の露光では無く180秒に切り詰めています。お試しの割には意外にうまくできたと思います。やはり処理して解りましたが、もっと露光をかけないとダメですね。

☆ M3
20180420_M3_ブログ
M3の撮影前にFBでお世話になっている方から、球状星団の撮影と処理に関するアドバイスをいただき、中心部を飽和させない短時間露光と処理を行いました。簡単に言うと段階露光です。球状星団のパラパラ感が出たと思います。
なお、球状星団の色がなかなか出ないので、恒星のみの彩度をかなり上げています。
M3の右下のオレンジ色の星は6.2等星です。こうしてみると、球状星団って意外に明るいです。

■M3
赤経 14h 42m 20s
赤緯 +28°22′31″
距離 3.39 万光年


【撮影データ】
■撮影日 / 撮影場所 / 気温
 2018年4月20日 / 大多喜町 / 12°→9℃
■カメラ / レンズ
 Nikon D810A / FS128+REDUCER(焦点距離:700mm)
■ISO / 露光時間
  800 / 30s×45枚
 3200 / 180s×32枚
■ 赤道儀
 初代アトラクス+MGEN
■SW
 RAP2(ダーク、フラット処理)
 CCDStack2(コンポジット処理)
 PixInsight(現像処理)
 Photoshop CC(色調調整、コントラスト調整等)
 80%にトリミング

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M106銀河

皆さんこんばんは。

赤道儀のギアが届きました。早く直したいのですが、慌てると破損する可能性もあるので、平日はやらずに週末にじっくり時間をかけたいと思います。

今夜紹介するのはりょうけん座のM106銀河です。自分にとっては北斗七星の柄杓と柄の付け根の星(前々回の写真の右下の星)から辿った方が判り易いので、導入の際は北斗七星を使っています(自動導入のシステムは持っていません)。ファインダーでもハッキリわかるくらい大きくて明るい銀河です。

☆ M106銀河
20171227_M106_ブログ
写真は90%にトリミングしていますが、やはり大きい銀河です。視直径で長い方は20′近くあります。これだけ大きいと腕がしっかり見えるし、中心部の微細構造もよく判るので、撮りがいがある銀河だと思います。
加えて周囲にも銀河がたくさんあるのでお得です。個人的にはM106の4時の方向にあるエッヂオン銀河のNGC4217が好きですねぇ。

☆ M106銀河(アップ)
20171227_M106_ブログA
等倍50%に拡大しました。ノイズが乗っていますが、それもそのはず、この写真はノイズ処理を行っていません(笑)。割と露光時間をかけたので解像度目的に処理してみました。でもやっぱり、軽くノイズ処理かけておけばよかたかも・・・。
さて、M106の中心付近にHⅡ領域があるのが判ります。銀河にHⅡ領域がるとカラフルで美しくなりますね。さらに散開星団があると青い塊が写るし、やはり星形成している銀河は魅力です。
この銀河は中心部に巨大ブラックホールがあると言われ、そこから水素分子のジェットが伸びているそうです。Hαフィルターで長々撮れば写るかもしれません。試したかったのですが、M106はそろそろシーズンオフになりそうです。

■M106
赤経 12h 18m 57
赤緯 +47°18′13″
距離 2,500 万光年
※wikipedia参照

【撮影データ】
■撮影日 / 撮影場所 / 気温
 2017年12月27日 / 大多喜町 / -5℃
■カメラ / レンズ
 Nikon D810A / FS128+REDUCER(焦点距離:700mm)
■ISO / 露光時間
 3200 / 300s×48枚
■ 赤道儀
 初代アトラクス+M-GEN
■SW
 RAP2(ダーク、フラット処理)
 CCDStack2(コンポジット処理)
 PixInsight(現像処理)
 Photoshop CC(色調調整、コントラスト調整等)
 トリミング


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星の色

皆さんこんばんは。

また写真が春先に逆戻りです。

☆ ひしゃく
20180217_柄杓
前々回の強風時に135mmで撮った「ひしゃく」です。ひしゃくの4つの星の色をうまく出すことを目標に仕上げました。
星の色、特に恒星の周囲の色の処理って難しいと感じています。必要以上にコントラストを上げると変な色が乗ってきますし、その影響で美しくなくなってしまう。どうやったら良いのかなぁと試行錯誤しながらこの写真に落ち着きました。
大熊座のβ星(メラク:写真左上の青い星)の青白さがうまく表現できたかなぁ。α星の黄色っぽさとの対比もできたかな。β星、α星のスペクトルはそれぞれA1、G9なので、まぁ近い色でしょうか。
地味~な写真ですが処理の難しさを感じた一枚です。
このように星の色を出す処理を始めると、過去の写真も直したくなってきます・・・。大変だぁ(笑)。

なお、よくよく見るとM97、M108、M109や、その他銀河系星雲が写っています。


【撮影データ】
■撮影日 / 撮影場所 / 気温
 2018年2月17日 / 大多喜町 / 記録なし
■カメラ / レンズ
 Nikon D810A / SIGMA 135mm F1.8 DG Art (f4.0)
■ISO / 露光時間
 1600 / 180s×10枚
■ 赤道儀
 初代アトラクス(ノータッチガイド)
■SW
 RAP2(ダーク、フラット処理)
 Photoshop CC(コンポジット、色調調整、コントラスト調整等)


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