湘南の星空

~ 湘南から星のある風景を ~

ケフェウス座付近の散光星雲

皆さんこんばんは。
雲の多い中撮ったケフェウス座付近の散光星雲を紹介します。

台風も去り晴天を期待していたのですが、予想に反してどん曇り。しかも富士山にまとわりついているのが判るくらい低い雲。現地に集まった方々と星の話に花が咲いていましたが、夜10時ころから急に晴れだし各自撮影準備。
当初の予定では、白鳥座のサドル付近からデネブあたりをモザイク撮影しようと考えていましたが、白鳥座が西に傾き始めていたので諦めました。そこでケフェウス座周辺の散光星雲を狙うことにしたのです。

☆ ケフェウス座付近の散光星雲
20170918_ケフェウス_付近の散光星雲
写真上が北の方角になります。D810Aで撮ったのでHⅡ領域がしっかり写っています。こうしてみるとHⅡ領域は結構いろんなところに広がっているのですね。
右側のお花のような散光星雲はIC1396。星撮り屋さんにはまぁまぁ有名な星雲です。その左上のオレンジ色の星はガーネットスターと呼ばれる星です。wikipediaによると、直径は太陽の1500倍以上、絶対等級は-7.0等級(太陽は4.8等級)とかなり明るい星です。望遠鏡で見てもその赤っぽい色はよく判るんですよ。
左上から右下にかけては天の川で、暗黒帯も横たわっています。うねうねした感じがまた良いです。

せっかくなのでほかの散光星雲のカタログを示してみましょう。

☆ ケフェウス座付近の散光星雲(カタログ)
20170918_ケフェウス_付近の散光星雲A
自分の望遠鏡の直焦ではIC1396は大きすぎなのです。sh2-142をガッツリとっても面白いかもしれません。


【撮影データ】
■撮影日 / 撮影場所 / 気温
 2017年9月18日 / 須走口駐車場 / 7~9℃
■カメラ / レンズ
 Nikon D810A / SIGMA 135mm F1.8 DG Art (f4.0)
■ISO / 露光時間
 3200 / 120s×36枚
■ 赤道儀
 スカイメモRS(ノータッチガイド)
■SW
 RAP2(ダーク、フラット処理)
 CCDStack2(コンポジット処理)
 PixInsight(現像処理)
 Photoshop CC(色調調整、コントラスト調整等)


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やっと撮れたM6

皆さんこんばんは。

またもやお久しぶりです。仕事もやっと落ち着きつつあります。天体撮影は今月末から再開できそうです。

今更ながら4月末に撮った写真の紹介です。
昨年8月にも太郎坊でM6を撮ってその時のブログにも書いていましたが、散々たる出来で公開できませんでした。今回は大多喜町でリベンジしました。

☆ M6
20170428_M6_ブログ
撮影地の標高は低いのですが、街灯りの影響が少ないので比較にならないほど処理が楽でした。M6の西側の散光星雲もほんのりと色づきました。天の川が茶色っぽいですが、被写体が低空な影響も大きいです。透明度や露光時間が鍵でしょう。
それにしても、もっと南側に振ればよかったです。M6の南東にねうねと続くこんなに面白い暗黒帯があるとは撮影時に知りませんでした。

☆ M6(2016年8月太郎坊で撮影)
20170428_M6_ブログ2
昨年公開しなかったM6です。カブリ処理に明け暮れていましたが、結局白旗を上げてしまいました。太郎坊はある程度の標高がありますが、南側に沼津市や富士市などの街があるため、雲海で蓋をしない限り低空の被写体は厳しいようです。

解ってはいましたが、空の状態って大切なんですねぇ。


【撮影データ】
■撮影日 / 撮影場所 / 気温
 2017年4月28日 / 大多喜町 / 7→6℃
■カメラ / レンズ
 Nikon D810A / FS128+REDUCER(焦点距離:700mm)
■ISO / 露光時間
 3200 / 300s×12枚
■ 赤道儀
 初代アトラクス+M-GEN
■SW
 RAP2(ダーク、フラット処理)
 CCDStack2(コンポジット処理)
 PixInsight(現像処理)
 Photoshop CC(色調調整、コントラスト調整等)
■その他
 ディザリング

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M4とσ星周辺

皆さんこんばんは。
超お久しぶりです。

相変わらず忙しいです。今日は時間が取れたので、2ヶ月前に撮った画像をリハビリ兼ねてやっと処理しました。
この対象は24枚撮っていましたが、ガイドエラー等で大量(・・・でもないか)に捨てた残りで処理しました(涙)。
この領域は過去に2回、須走で撮ったことがあるのですが、街灯りのカブリが酷くてうまく処理ができていませんでした。今回は南側の街灯りが少ない千葉県南房総で撮影したので、街灯りのカブリに悩まされることなく処理できました。

☆ M4とσ星周辺
20170428_M4_ブログ
露光時間が短めなので過度な強調処理はしていません。しかも、この辺りはガスがうようよしているので、あまりバックグランドを落とさず、またコントラストを高くしない方が良いかもしれません。
σ星の周辺に淡く青いガスがあるんですよねぇ。ガスでうっすらと曇ったような感じが気に入っています。

【撮影データ】
■撮影日 / 撮影場所 / 気温
 2017年4月28日 / 大多喜町 / 7℃
■カメラ / レンズ
 Nikon D810A / FS128+REDUCER(焦点距離:700mm)
■ISO / 露光時間
 3200 / 300s×16枚
■ 赤道儀
 初代アトラクス+M-GEN
■SW
 RAP2(ダーク、フラット処理)
 CCDStack2(コンポジット処理)
 PixInsight(現像処理)
FlatAide Pro(フラット処理)
 Photoshop CC(色調調整、コントラスト調整等)
■その他
 ディザリング

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やっと処理した獅子座トリオ

皆さんこんばんは。
久しぶりにアップします。

仕事が忙しくてなかなか時間が取れません。先週の金曜夜から火曜の朝まで天気が良かったのですが、出張と重なり全く撮れず。しかも画像処理の時間もなかなか取れずで、やっとですが先月撮った獅子座トリオを処理しました。

☆ しし座トリオ
20170428_獅子座トリオ
撮影中にレンズが曇るハプニングがありましたが、何とか2時間オーバーの露光を確保できました。あわ~くですが、NGC3628のヒゲも写せました。
今回は処理方法を若干変えています。最近分子雲炙り出しに躍起になり、中間レベルより暗い部分のコントラストをガンガン上げていました。この処理は副作用も大きく、恒星周りのハロも強調されたりバックグラウンドの色むらが強調されたりするんですよねぇ。分子雲は露光が無いとダメだとやっと気が付き、無理な強調処理をやめました。
そのお陰で、恒星もすっきりしたかと思います。


【撮影データ】
■撮影日 / 撮影場所 / 気温
 2017年4月28日 / 大多喜町 / 9→7℃
■カメラ / レンズ
 Nikon D810A / FS128+REDUCER(焦点距離:700mm)
■ISO / 露光時間
 3200 / 300s×28枚
■ 赤道儀
 初代アトラクス+M-GEN
■SW
 RAP2(ダーク、フラット処理)
 CCDStack2(コンポジット処理)
 PixInsight(現像処理)
FlatAide Pro(フラット処理)
 Photoshop CC(色調調整、コントラスト調整等)
■その他
 ディザリング
 70%トリミング(1000mm相当)

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北と南の回転花火

皆さんこんばんは。
先日遠征に行ってきました。その写真はこれから処理します。

ちょっと前に遠征した、連夜の撮影で4時間露光の回転花火をアップします。
普段であれば大多喜町の空の方が暗いのですが、今回はガリバーの空が暗く感じられました。撮影日はちょうど(?)黄砂とPM2.5が襲来していてまして、その影響かと思われます。
もっと解像感を出したかったのですが、空が霞みかかった影響なのか若干甘め。あまりカリカリにするとノイズも目立つ(4時間露光したのに・・・。処理が上手くないのかな???)のでほどほどでやめています。

それにしてもM101は淡いですが大きいですね。HⅡ領域もうまく炙りだせたので、まさに回転花火のように見えます。距離にして約2700万光年。計算するとかなり大きいHⅡ領域なんですね。

さて、先日撮影した南の回転花火M83を再処理して並べてみました。画角は合わせています。違いが見えて、なかなか面白いです。

☆ M101
20170418_19_M101

☆ M83(再処理)
20170303_M83


【撮影データ】
■M101
■撮影日 / 撮影場所 / 気温
 2017年4月18日 / ガリバー / 11→7℃
 2017年4月19日 / 大多喜町 / 11→8℃
■カメラ / レンズ
 Nikon D810A / FS128+REDUCER(焦点距離:700mm)
■ISO / 露光時間
 1600 / 480s×30枚
■ 赤道儀
 初代アトラクス+M-GEN
■SW
 RAP2(ダーク、フラット処理)
 CCDStack2(コンポジット処理)
 PixInsight(現像処理)
 Photoshop CC(色調調整、コントラスト調整等)
■その他
 ディザリング
 50%トリミング

【撮影データ】
■M83
■撮影日 / 撮影場所 / 気温
 2017年3月4日 / 千葉県大多喜町 / 2℃
■カメラ / レンズ
 Nikon D810A / FS128+REDUCER(焦点距離:700mm)
■ISO / 露光時間
 3200 / 300s×30枚
■ 赤道儀
 初代アトラクス+M-GEN
■SW
 RAP2(ダーク、フラット処理)
 CCDStack2(コンポジット処理)
 PixInsight(現像処理)
 FlatAide Pro
 Photoshop CC(色調調整、コントラスト調整等)
 Nik collection(最終仕上げ)
■その他
 ディザリング
 50%にトリミング(1400mm相当)


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